2024年2月24日、学士会館にて、ハーヴェイ・ファインバーグ教授の武見賞受賞を記念したシンポジウムが、(公財)日本国際交流センターの協力を得て実施された。
本シンポジウムは、ファインバーグ教授の来日の折に開催されたもので、ファインバーグ教授、そして武見奨励賞を受賞した坂元晴香東京女子医科大学准教授による記念講演に加え、4名の各分野の第一線で活躍する科学者・教育者の基調講演、そして、ファインバーグ教授のリードにより、複合的な危機に直面する今日において、地球と共存しつつ、人類のより健全な生存を実現するためにはどのような国際連携・協力が必要となるか、また、どのような教育が求められているか、分野を超えた対話(Transdisciplinary Dialogue)が行われた。












Report
当日配布資料ダウンロードプログラム
第1部 授賞式ならびに記念講演
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開会・授賞式
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武見奨励賞講演
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武見記念賞講演
第2部:ファインバーグ教授が導く TD (Transdisciplinary)トーク
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モデレーター
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基調講演
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ファインバーグ教授が導く TD トーク
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閉会の辞
ファインバーグ教授受賞記念シンポジウムと次世代への架け橋
小泉英明(記念シンポジウム実行委員長)
ファインバーグ教授は、武見太郎思想の代表的な担い手の一人として、40年間以上に亘り影響力の大きなグローバルな活動を続けて来られました。
この世界最先端の記念シンポジウムの思想をぜひとも若い世代に引き継ぐために、熱意ある高校生たちにも参加をお願い致しました。そのためにご尽力を賜った慶応義塾大学の安井正人教授、井上浩義教授、また、このような試みをお許しくださいました笠貫宏武見基金運営委員長に深く感謝申し上げます。
出席くださった高校生の一部(約10名)から、感想文が寄せられました。どれもが真摯で感動的な内容でしたが、ここではその一部を記録に残させていただきたいと思います。
形式も内容も原文そのままとして、英文は出来る限り原文を残すようにこちらで翻訳させていただきました。
高校生の方々が、いかに熱意をもってこのシンポジウムに参加くださったかが垣間みられるように感じております。