2020年東京オリンピック・パラリンピックのレガシーとしての健康・タバコフリー社会づくりに関する国際会議
講演内容・動画

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基調講演 2
「リオ2016オリンピック・パラリンピックの経験から一般国民の健康づくりへの影響を学ぶ」

マルシア・カストロ
ハーバード大学公衆衛生大学院国際保健人口学部人口統計学准教授

リオデジャネイロ市(ブラジル)は2016年オリンピック・パラリンピックを開催した。医療、インフラ、都市交通および安全面に大規模な対策が取られた。さらに、オリンピック憲章規則2第14項に従い、詳細計画では、オリンピック競技大会の有益な資産を、開催国と開催都市が引き継ぐよう奨励することに焦点が当てられた(オリンピックのレガシーは通常、スポーツ、社会、環境、都市及び経済面の5つに分類され、すべてが直接的、間接的に健康に関係する)。本講演では、健康状態の改善をも区的として、大会前、大会中及び大会後に展開された取り組みを検討し、教訓を導く(例:運動、交通、若者や成人の健康的な行動)。大会から1年半が経った今、その成功、失敗および逸した機会等を考察する。

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